JR西九条駅、南へ約300m行ったところに、安治川トンネルがあります。
九条と西九条を結ぶ川底トンネルです。
これはなんと昭和17年、太平洋戦争のさなかに建設されたもの。
以前、車と二輪車も通行できた跡が地上にも残っていますが、今は歩行者と自転車のみ通行できます。
トンネル内の様子。
エレベーターに乗って、地下15m下まで降り、全長約80mのトンネルを歩いていくと、対岸のエレベーターに到着します。中はなんとなく昭和初期の雰囲気が漂っていると言う人もいます。少し薄暗いが、わりと通行量があり、たくさんの人と一緒に歩くので安心です。
ただ、稼動時間外にも通れるように、歩行者のみの階段が設けられていますが、あまり利用はおすすめできません。川底ということもあって、夏は涼しく、冬は暖かいです。
エレベーター稼働時間
夏季6:00~23:00
冬季7:00~22:00
降りる時の様子。
エレベーターの運転は、操作する方が常時おられるので、安心です。
ここでは、降りる時に、「ありがとう」と言うのがマナーです。