コヤブボード Koyabu Board の開発者 小籔良隆さんのCDをご紹介します。
コヤブボードってなに?
実は大阪生まれの小籔良隆さんが、大阪で開発した有名な楽器で世界中で演奏されています。
ここに説明があります。ウィキペディア
いろんな音が出るこの楽器を実際に演奏されているところをご紹介します。
このアルバム(Fermat’s Last Theorem)は、全てコヤブボードによる作品でありますが、(一曲目のTime Loadにおける、ピアノ及びその他打ち込みのドラムスを除く)そのような事は、あまり意識されなくても、睡眠前のリラクゼーションに使って頂くと非常に効果的に作用する楽曲構成になっております。
また、気分転換や仕事に・・本を読みたい時に・・活用して頂ければ幸いです。
飽きのこない構成にしておりますので、末永く楽しんで頂ければ嬉しいです。
以下に曲目とその思い入れを小籔 良隆さん自身の解説で載せさせていただきます。
1.Time Lord
フェラーリー・ジャパン社様の電話待ち受け音楽に採用されています。
オーストリアの前衛ピアニスト トーマスとの競作です。
2.夜伽
死者を送る儀式として私の故郷の東大阪で行われた物を自分なりに解釈した物です。
鉄の塊をハンマーで叩いて演奏されていました。
3.冥王
無くなってしまった冥王星の事をイメージした物です。
惑星は、元々ループを描くおかしな星として、古くは観察されていました。
4.金沢の夜
金沢市で行われた演奏会で様々なバンドが出演した様子を再現した物です。
(テルミンをイメージしたソロが入っているのが解るでしょうか?)
5.セレス
6.ゼナ
7.UB313
それぞれの惑星のイメージで製作しました。
8.7of9
スタートレックに出てくるボーグ7of9をイメージした作品です。
9.海王
海王星をイメージしたものです。
10.Riemann Hypothesis
数学での難問「リーマン予想」を自分なりに解釈して作った作品です。
11.Fermat’s Last Theorem
同じく数学界の最大の難問300年間多くの数学者を悩ませてきた「フェルマの最終定理」を題材にして作った作品です。
この宇宙の存在・・あるいは人類の存在全ての存在に対して、矛盾と秩序の崩壊 有限と無限の狭間・・また、この難問を解いたアンドリュー・ワイルズの苦悩や・・この難問を解く鍵を作った谷山・志村博士の事など・・全ての事を思いながら製作しました。
アルバムのタイトル「Fermat’s Last Theorem」フェルマの最終定理は、矛盾した虚数空間におけるちっぽけな歪み・・その世界に我々の宇宙空間が存在し・・人類が存在する・・全ての事象を統括する出来事としてタイトル名にしました。
ここに書いたものは、私のたわ言なので、読み飛ばしてもらえればいいです。
気が向いたら・・ちょっと目を通して・・もっと興味が湧いたら、調べてみる・・そんな事をやってもらえると、よりこのアルバムを楽しむ事ができるでしょう。
一番いいのは、それぞれに合った形で楽しんでもらえれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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